「学力が一人歩きしていないだろうか」
「学力 学力」と点数を上げることが
教育の成果と考える風潮が世の中にあります。
その風潮はますます強くなっていると感じます。
学校の夏休みが年々短くなっていることもその一つです。
以前は7月20日から、8月31日まで
6週間ありましたが、
最近は学校にクーラーが入ったこともあり
休みが短くなっています。
勉強に追い立てることだけが教育ではないのに
テストの点数、よくできましたやA評価の数、
出席日数、順位・・・
いつも評価や期待にさらされているとしたら
それはとても窮屈なことです。
そして、いつのまにか家庭の中にまで、
学校の価値観が入っていて、
数値化された物差しで親は子どものことを
見てしまいがちですし、
子ども自身も、その尺度で自分を見てしまいます。
忘れては行けないのは、人生には点数化されない
大切なものがたくさんあることです。
漫画やゲームなど、好きなことをして過ごすこと
のんびりお風呂に入ったり
家族でみんなでご飯を食べたり
家族で同じ時間を過ごすこと
喜怒哀楽をのびのびと表現したり
人をうけいれたり、受け入れられること
誰かを好きになること・・・
実はそうしたものこそ
人間の根っこの部分を育てるのではないでしょか?
長い夏休み。
皆さんはどんなふうに過ごしたいですか?
皆さんとそんな話題も話し合えたらと思います。
参加している親が
ちょっとずつ成長していく
そんな場を目指して
今月も例会を開催します。
日時 2021年7月26日(月)
15:30〜17:30
場所 さくらんぼ学園(八王子市別所)
※今回は対面で行います
参加費 1000円(ドリンク。お菓子付き)
主催
・多摩ニュータウン八王子
登校拒否・不登校多様な学びを考える親の会
・さくらんぼ学園
(参加を希望される方は、
事前にお申し込みください)